Can't Help Falling In Love

舞台の感想とかネタバレ含め色々

2023年 9月観劇まとめ

2023年度観劇まとめ
◎9月
「愛するには短すぎる/ジュエル・ド・パリ!!」宝塚歌劇雪組神奈川県民ホール×5
「愛するには短すぎる/ジュエル・ド・パリ!!」宝塚歌劇雪組@宇都宮
「鴛鴦歌合戦/」宝塚歌劇花組@東京宝塚劇場×2(新公含む)
「双曲線上のカルテ」宝塚歌劇雪組@青年館ホール
「TATSUYA〜楽劇大学駅前店〜」@新宿シアターブラッツ
「MAD CATS」(映画)@新宿シネマカリテ
SUNPLUS 第9回ファンミーティング」@浅草5656会館×2
アイドリッシュセブン VISIBLIVE TOUR "Good 4 You"」@広島×3
「劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD Day1/day2」×4

*愛短…そういえば雪組の客席降り見るの壬生義士伝/ミュレボぶりなのか……と思って愕然としているのですが、自分は近い所には座れなかったので遠目から見ていた限りでは、叶さんがヤバすぎてつい見ちゃいましたね……通路横のオタクは漏れなく死んでそうでした。愛短面白かったな……アンフェアの曲が好きだったー。一度2列目で拝見した時に、目の前に!あーさが…!!ってなって記憶が吹っ飛びましたが、歌を浴びれる幸せ……最高……という感じでしたね。宇都宮は初めて!フォロワーさんにもお世話になりお話出来て楽しかったー。雨凄かったけど(笑)
*カルテ…1回きりのカルテ。そらくんのコンテンポラリーが美しくて、この人は夢千鳥といいこういう「何を考えているか分かりにくい美しい人」とか何となく「放っておけない人」のようなお役が似合うなあとつくづく。縣くんの白衣姿が好きすぎてガン見してた。かっこよすぎる……。そらくん&さなちゃんがもっとこれから本公演でも見れるのでは!?と思った幸せな公演だったので、まさかの次でそらくん退団にもう信じられない気持ちでいっぱいなんですけど……。しかしピザ屋の桜路くんの演技が素敵で思わず泣いたよね。おじさん役が本当うまい……なのにフィナーレでバリバリ男役で出てくるのが格好良すぎてこれもまた死ぬ……かっこよかった……。
*鴛鴦…友達と久しぶりに並んで観劇。凄い見やすい席で、うっかりまどかちゃんが余りに可愛くて「かわっ……」って心の声が漏れてた……(笑)深く考えずに楽しめる作品で個人的には好きでした。ゆりやさんが素敵でショーもカッコよくて最高でしたね!ショーの幻影のとこのあかさんがかっこよすぎて立ち位置過ぎて死にそうだったのと、何となくだいやくんを覚えました。また友達にあの子の名前は誰ですか。をやりました(笑)ご縁があって新人公演も拝見しましたが、またこれは違う雰囲気があっていいですね!れいんくん、とてもれいちゃんみがあって良かった。
*TATSUYA…友達の好きな俳優さんの初主演舞台!初めての劇場でしたが暑くて背もたれが中途半端でしんどい場所だったけど(笑)熱量を近くに感じることが出来てとても良かった!台詞量の多さも凄いし、汗だくででも楽しそうに演じている姿が素敵。拳銃を構えるシーンが丁度見やすい席を友達が譲ってくれたので堪能した!戦う姿がカッコいいの!前和ものの時もカッコよかったし、まほステの素手で戦う姿も好きだけど(笑)楽しい舞台だったなー!
*MADCATS…映画。なぜか出演していない陣くんが舞台挨拶に出るというので急遽見に行きましたが。面白かった。ちょっとグロいところもあるんだけど、ほぼ女性陣が戦うので、その戦う女性たちがかっこよくて!下手するとSexy路線に行きそうな感じが、シンプルにかっこいいアクションシーンでよかった。舞台挨拶は撮影OKでひたすらド正面(流石に最前じゃないよ)で撮影してたら、たくさんとっていただいて的なことを言われた(笑)ごめんねずっと撮影してて……(笑)
*ファンミ…  そんな陣くんの所属するサンプラのファンミ初めて行ってきました。楽しかった!学力テストがあったり芝居があったり、歌があったり面白かったなー。知っているのが陣くんと谷水君くらいだったんだけど、みんな楽しそうで素敵な笑顔でしたね。終わった後にチェキがついてくるのですが、推しと!チェキ!!!死ぬ!!!!ってなってあんまり覚えてないですが、やっぱり優しいんだよなあ陣くん。この人の「ありがとう」の言い方が優しくて可愛くて素敵です。今度何かあったら友達についてきてもらお(笑)
*G4Y…映画館でやっているのとは違ってコンサート会場でやる3DCGライブなのですが、各会場二人ずつ「ナレーション」担当として設定されていて、そこでしか販売されないグッズ販売もあるという。当初関係ないと思っていたら、キャラの推し二人が同じ会場ってことで行くしかないと広島まで(笑)ナレーション、とても良かった……。推しの声がめちゃ好きなので(片方が声優の推し)ずっと聞いていたかった……。グッズは全く買えず萎えましたが……ライブ自体はめちゃ楽しかったー!当日夜のごはんやであったお姉さんと、翌日宮島で遭遇するという偶然も楽しかった。
*ムビナナ…いよいよ千穐楽。最終的に50公演見ました。(マジ)本当楽しすぎてくるってんなって思うけどめちゃくちゃ楽しかったです。はい。12月にDVDが出るのでうちでペンライト振って見てくれる人募集中です。


★9月
舞台10(内宝塚9)コンサート7(内宝塚0)イベント系3(内宝塚0)計20
宝塚内訳:花2月0雪7星0宙0

★1~12月合計(2023年年間) 
舞台80(内宝塚52)コンサート57(内宝塚1)イベント系19(内宝塚0)計156
宝塚内訳:花5月1雪38星4宙5
 花組…うたかた2、二戦、鴛鴦2
 月組…応天
 雪組…ストルーエンセ11、ボニクラ、ライラック18、愛短7、カルテ
 星組…ディミトリ2、バレンシア、1789
 宙組…IZM、カジロワ3、大逆転
コンサート内訳:※主に劇場版アイドリッシュセブン
 DAY1…24(通常1、応援16、4DX2、ドルシネ5)
 DAY2…26(通常2、応援19、4DX1、ドルシネ4)

2023年 8月観劇まとめ

2023年度観劇まとめ
◎8月
「劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD Day1/day2」×10
「舞台『刀剣乱舞』七周年感謝祭 -夢語刀宴會- 」@幕張メッセイベントホール×3
大逆転裁判宝塚歌劇宙組@神奈川KAAT
「THE MONEY – 薪巻満奇のソウサク-」@渋谷SBGK
「音楽朗読劇『パレード』」@中野 劇場HOPE
「舞台『呪縛の家』」@池袋サンシャイン劇場
「愛するには短すぎる/ジュエル・ド・パリ!!」宝塚歌劇雪組神奈川県民ホール

*ムビナナ…8/20の記念日まででようやく特典ラッシュもひと段落しました。9月最終週で千穐楽なので、そこまではまた週1回は見れればなーという緩い感じでいます。今年8月の段階でオタク事が100超えてしまったのはひとえにこの映画のあれです。今月末までで46回。……うん、頑張った……。
*刀ステ感謝祭…グッズ列やランダム商法に苦戦はしましたが、最高に楽しかったです。本当。まさか陸奥守がソロコーナーがあるだとか思っても見なかったし、土佐組がずっと可愛くて目が足らなくてそういう意味ではしんどかった~(笑)オレンジのワンピースを新調して陸奥守の女で参加できたのも楽しかった。オタク事は楽しんだもん勝ちです。
*大逆転…もえこちゃんの成歩堂見たくて申し込んだらなんと千穐楽で3階のドセンターから観劇出来て感動。原作ゲームの雰囲気がちゃんとあったし、それでいて宝塚らしさもあって面白かった!バンジークス様最高!だったのにもう次があっても見られないなんて……とても残念……DVDちょっとほしいなと思っています。サイバンチョの嵐之くん、だいぶ覚えました。
*MONEY…すっしーさん!七海さん!ってことでお友達からお誘いいただいて観劇。最初は話的にちょっとたるさがあったんだけど後半に行くと面白かったな。すっしーさんお「こんなのはお好み?」がとても可愛くてキュートでそれでいてかっこよかったです。素敵だったな。
*パレード…友達の推しくんの朗読劇(歌あり)にお誘いいただいて。とてもいいお席で見せてもらって歌い演じる姿を間近で拝見できてとても良かったです。彼の演じる真面目なキャラと可愛い系のキャラしか見てなかったので、今回の少し口の悪い感じが新鮮で、とても良かったなー。
*呪縛の家…岡田さん出演なので。お話的には昔読んだことがあったと思うのですが、ちょっと単調な部分もあるのかな。小劇場でも良かったのかなという雰囲気はありつつも、主役をやったJrの子たちはまだ年若い子たちと聞いて、ちょっと驚きました。お芝居好きなのかな。岡田さんの警部役、ちょっとアマガサキ思い出しました。(近江谷さんのあれ)

★8月
舞台5(内宝塚2)コンサート10(内宝塚0)イベント系3(内宝塚0)計18
宝塚内訳:花0月0雪1星0宙1

★1~12月合計(2023年年間) 
舞台70(内宝塚43)コンサート50(内宝塚1)イベント系16(内宝塚0)計136
宝塚内訳:花3月1雪31星4宙5
 花組…うたかた2、二戦
 月組…応天
 雪組…ストルーエンセ11、ボニクラ、ライラック18、愛短
 星組…ディミトリ2、バレンシア、1789
 宙組…IZM、カジロワ3、大逆転
コンサート内訳:※主に劇場版アイドリッシュセブン
 DAY1…22(通常1、応援15、4DX2、ドルシネ4)
 DAY2…24(通常2、応援18、4DX1、ドルシネ3)

2023年 7月観劇まとめ

2023年度観劇まとめ
◎7月
「Lilac(ライラック)の夢路/ジュエル・ド・パリ!!」宝塚歌劇雪組@東京宝塚劇場×6
「劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD Day1/day2」×16
「舞台『魔法使いの約束』祝祭シリーズ Part2」@銀河劇場×5
「蒼木陣デビュー10周年記念公演」@シアターグリーン BIG TREE THEATER×2
「幾度の群青に溺れ」@紀伊国屋ホール
「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語」@大宮ソニックシティ大ホール
ときめきトゥナイト展」@新宿髙島屋
「1789 -バスティーユの恋人たち-」宝塚歌劇星組東京宝塚劇場

ライパリ…何だかんだご縁もあって現地で千穐楽も見届けることが出来ました。友達に感謝。あと今回SS席で贔屓を浴びてまた語彙力がなくなりましたね。立ち位置最高。色々考えた作品だけど楽しんだ約3カ月でした。
ムビナナ…今月は16回。……31日しかないのに?2日に1回は見てたってことですか???(そうです)日に3回とか土日見ていてたくさん見てるはずなのに毎度新鮮に楽しいので凄い。舞台挨拶のLVと現地が3回あったのですが、唯一の現地参加がSNSで「トンチキ上映会」と言われる鳴り物OK上映会だったのでヤバかった(笑)マラカス配られる上映会なんて初めてよ……。でもめちゃくちゃ楽しかった!!
まほステ…これもご縁があって複数違う角度から見て楽しみました。祝祭1の方が楽しかったなとは思うけど推しのこんな表情を見れるなんて…!というのもあり、楽しかったです。やたくんのファウストと、つぼくらくんのネロはブレてなくてとても良い。東の子たちが愛おしい……。あとやっぱりたいようくんのミスラのビジュアルが好きすぎる。
陣くんイベント…終わった後に御見送りとか……ムリ……ってなりながら、うちわをとりあえず見せて頑張ってください!は伝えた(笑)真面目な陣くんが一生懸命考えたんだろうなあと思うイベントでとても良かったです。初めて推しのイベントの為にヘアセットしてもらいました(笑)
幾度の~…町田くん出演。ふっきーさんもいるし村田さんもいる。やっぱりよくわからんこの劇団(脚本)の話…と思いつつも、ストレートプレイを見るとやっぱりいいなーと思います。
禺伝イベ…何気に初めての大宮ソニックシティ……。めっちゃ面白かったしあやなちゃん可愛かったなあ。干支を知ってしまった……センシティブですよ!w
ときめき…読み返したくなりました(笑)真壁君好きだったなあほんと。
1789…アルトワ伯……好き……。

★7月
舞台13(内宝塚7)コンサート16(内宝塚0)イベント系4(内宝塚0)計33
宝塚内訳:花0月0雪6星1宙0

★1~12月合計(2023年年間) 
舞台65(内宝塚41)コンサート40(内宝塚1)イベント系13(内宝塚0)計118

宝塚内訳:花3月1雪30星4宙4
 花組…うたかた2、二戦
 月組…応天
 雪組…ストルーエンセ11、ボニクラ、ライラック18
 星組…ディミトリ2、バレンシア、1789
 宙組…IZM、カジロワ3

2023年 6月観劇まとめ

2023年度観劇まとめ
◎6月
カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~ 」大千穐楽 宝塚歌劇宙組@配信
「Lilac(ライラック)の夢路/ジュエル・ド・パリ!!」宝塚歌劇雪組@東京宝塚劇場×2
「Lilac(ライラック)の夢路」新人公演 宝塚歌劇雪組@配信
「劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD Day1/day2」×16

ライパリ…新人公演含む観劇は3回。新人公演は配信で見ましたが、とても良かったですね……勢いがある感じが、作品にも合っていた気がします。ぎゅっとまとめて青春群像劇っぽくしたほうがこの話し合っていたのかも??と思いました。聖海さんが友達の推しなので、昨年あたりから注目してみるようになりましたが、お顔もシュッとしてお歌ものびやか、踊りもピシッとしてきてこういう若手の方々の成長を見るのって楽しいなあと思うのでした。あと壮海さんの軍服が本公演に続きお似合いでいいわーとなりました。今回はスーパーサブじゃなくてちょっと残念。(蒼穹の時のしゃんたんを探せ!みたいになってたのそれはそれで好きだったので)
カジロワ…大千穐楽は配信で見届けました。とても…良かった……。真風さんやっぱり素敵だった…。キキさんと二人で泣いているのずっとこっちも泣いてて泣き疲れた(笑)まだ実感ないのだけど、寂しいなあ……
ムビナナ…先月に引き続きアイドリッシュセブンの映画を見続けています…。特典がランダム(16人のアイドルなので2週にわたり8人ずつランダム)なので、マジで死ぬ……。本当ランダムどうにか無くならないものか……。でも交換してもらえて無事欲しいキャラはゲットした。5月20日に始まって6月30日までの40日間で16回見てるの頭おかしいなって自分でも思うけど、既に50回以上の人たくさんいるのでまだまだ上がいるなって思う……ちなみに1日3回見たりもしているのでほぼ土日での鑑賞。6月24日からは地獄のコマフィルム特典が始まり、やっぱり推しが引けなかった私でした。

この映画をコンサートのカウントに入れているので、既にトータルが80を超えてしまいあと半年残っているが今年???となっている……(笑)

★6月
舞台4(内宝塚4)コンサート16(内宝塚0)イベント系0(内宝塚0)計20
宝塚内訳:花0月0雪3星0宙1

 

★1~12月合計(2023年年間) 
舞台52(内宝塚33)コンサート24(内宝塚1)イベント系9(内宝塚0)計85

宝塚内訳:花2月1雪24星3宙4
 花組…うたかた2、二戦
 月組…応天
 雪組…ストルーエンセ11、ボニクラ、ライラック12
 星組…ディミトリ2、バレンシア
 宙組…IZM、カジロワ3

2023年5月 観劇まとめ

2023年度観劇まとめ
◎5月
「Lilac(ライラック)の夢路/ジュエル・ド・パリ!!」@宝塚大劇場×6
「アイナナEXPO」@幕張メッセ
「劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD Day1/day2」×4
カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~ 」宝塚歌劇宙組@東京宝塚劇場
「二人だけの戦場」宝塚歌劇花組@東京建物 Brillia HALL
「2STEP」@日本青年館


*ライラック…大劇場の千秋楽まで見届けることが出来て良かった。退団者PUはめっちゃ泣いてしまった。
*EXPO…アプリゲームアイドリッシュセブンのイベント。声優さんのトークイベントもあったので見てきました。運営に色々言いたいことはあるけど、世界観を大事にしてくれている感じは伝わったので、結局嫌いになれない。推しのポスカは一枚も来なくて当日交換をして貰って何とか入手。本当自引出来ない女すぎるので、ヅカはランダムでなくて良かった……。
*カジロワ立ち見…生でゆりかさんをみるのはおしまい。やっぱり男役といえば、な立ち振る舞い、それでいてトークでは可愛らしかったりして、魅力的な方でした。宝塚にハマったのもゆりかさんのファンのお友達が色々と連れて行ってくれたからだし、なんだかんだでご縁がありました。
*二人だけの戦場…お誘いいただき鈴木……ではなく、あかさんを見に。(いまだにメサイヤの鈴木の時の印象が強い。この人良いなと思ったのがこの時のお役だった)登場シーンは少ないものの、かっこよかった……ワルなあかさんも良い……。
*2STEP…東京初日しか行ける日がなくて強引に午後休みを取ったんですけど、あやなちゃんが可愛くてカッコよくて素敵でした。学生服……ギャル……。則宗さんみたいな髪型で可愛らしかった…し、近くに!いらっしゃって!ぎゃ!!!!!ってなりました。客席降り最高。やっぱりあやなちゃんの踊ってるところ見るの好きだな……。
*ムビナナ…映画版アイドリッシュセブン公開されました。ライブなのでDay1とDay2があって、ちゃんと曲もMCも違ったりして面白い。映画館によって、座る場所によって見え方も聞こえ方も違うし、ガヤもあって面白くて楽しい。特典がランダムなので通うんですけど、それだけじゃなくて通いたくなる……。楽しい。ウィンクも浴びれる。

★5月
舞台9(内宝塚8)コンサート4(内宝塚0)イベント系1(内宝塚0)計14
宝塚内訳:花1月0雪6星0宙1

 

★1~12月合計(2023年年間) 
舞台48(内宝塚30)コンサート8(内宝塚1)イベント系9(内宝塚0)計65

宝塚内訳:花2月1雪21星3宙3
 花組…うたかた2、二戦
 月組…応天
 雪組…ストルーエンセ11、ボニクラ、ライラック9
 星組…ディミトリ2、バレンシア
 宙組…IZM、カジロワ2

今年からムビナナ(映画)とかコラボカフェとかもカウントするようにしているので、まだ半期経ってないのに回数が多いな……

2023年4月 雪組公演「ライラックの夢路/ジュエル・ド・パリ!!」の話②

前回先にショーを書いたのでようやくお芝居編。ネタバレ前提でちょっと辛口です。

 

 

ライラックの夢路
初日から3公演見ての感想なので、多分次は違う感想を持つと思うので、現時点での感想を書いておきます。
理由は、前の記事でも書いた通り、慣れると脳内補完と妄想が始まるからです(笑)


〈お話として〉
ある意味宝塚らしい、皆で団結・困難に立ち向かう・運命の出会いからのラブロマンス、で盛りだくさんではあります。
ポスターの夢夢しい世界を期待して行ったのですが……見終わって、あれ?と。
皆さんの演技も衣装もセットも素敵で、あーさはまた歌がお上手になっていて拗らせてる系男子の演技最高だったし眉間のシワも最高だったんですけどね!
縣くんの末っ子ぽい若い感じのお役も久々に見れて楽しかったし(クリスチャンは若いけど王様だしね)かりあんのイケおじぷりも良かったし、そらくんとさなちゃんのクリスマスのシーンが最高だったりしたんですけども。
終わって残った感想が「……で?」って感じになってしまって、どういう感想を呟けばいいのか分からなくなりました……。
印象に残る台詞が余りなく、キャラ設定が中途半端だからなのか感情移入が出来なかったのが私には合わなかったんだな、と思う。
舞台見終わると何かしら印象に残る台詞があるんだけど、心に響くものが……見当たらず……
あーさフランツの「愛しているんだ」は別の意味で心臓ぶち抜かれてますけど、そういうのじゃなくて。作品を象徴する台詞がひとつあるだけでも違うんだけどな。
話としては五兄弟が皆のためになることをしようと鉄道事業に乗り出すが、資金面も技術面も簡単には行かず行き詰まってしまう。しかし様々な人達の縁で支援を得、事業を推し進めていく……をもっとメインにしても良かったと思うんですよね。
私はそれがメインだと思っていたんだけど、そこに女性というだけで職がなかったり魔女として迫害されることや、魔女と呼ばれた人たちの残留思念みたいなのが出てきたり、母親違いの弟がでてきたり、サブストが濃すぎるのよね。もっと絞って!?ってなる(笑)
そういう描きたかったところを詰め込みすぎなのとまとまってなくて話がぶつ切りのように見えます。ほんと先生書きたいところ沢山あったんだろうな……
舞台セットは良かったので(後述)すが、そのぶつ切り感が気になったのは暗転というかシーンごとの繋ぎのハマってなさもあるんですかね……なんか流れが悪い……。
ほかの舞台でも暗転はあるし暗転するなという訳ではなく、暗転の方法はいくらでもあって、たとえば上手の通路で演技を終わらせて同時に本舞台で演技を始める、とか。
一方その頃、みたいな場面転換は必要なので使い方だと思うんだよな、もったいない。
あと、ここで終わりかな?と思うシーンが後半いくつかあって、あれ?と思ったので(笑)起承転結がないというか、ドラマ性が薄いんだなーと思いました。(あとまぁ多分話の区切り方があまりお上手じゃない)
暗転が長めで「暗転です!」という感じなので、それもまた作品に集中しづらい環境を作ってるのかなと。
細切れの日記とか記録を見ているような感じと思えば、こういうものかなとは思いますが……でも心動かされる芝居を見たくて行ってるのよ私は……
拍手が定まらないのも(だいたい2回目くらいには何となくわかったりするものだけど)「どこが盛り上がりなのか」が少し分かりにくいからなのかなという感じがしました。ここは余韻で拍手したい、ところで次の台詞に行ってしまったり、ここは次のシーンだなと言うところでタメがあったりで拍手のタイミングを逃しまくった2日間でした……難しい……
もちろんここまで書いたことは私の主観で、この流れが好きな人もいると思うし、分かりやすくていいと思う人もいると思う。
私は別にお話に複雑を求める訳じゃないけれど、伝えたいことやテーマがしっかり描かれていて役の誰かしらに感情移入出来る作品が好きなので、今回はそういう意味ではハマらなかったなと思っています。
自分だったら冒頭にアーシェとハインドリヒちの母親の話を入れて末息子の存在を仄めかしつつ、魔女の噂や父親とハインドリヒの約束のシーンとかを入れて、噂に騙されるなとか男も女も関係なく出自も関係なく協力してやるんだみたいな信念をもっと出したら、ハインドリヒがただ強引な男みたいな描き方にはならなかったのではないかなー。
エリーゼはどこに惹かれたの?ってのもわからないし、オーディション受けられなかったって歌う割には、後半もう音楽のこと諦めてるし、キャラかわよくわかんない……
いちかくん四男も兄弟である必要性が描かれてなくて、演技も上手い子なのに勿体なかった……
でもジェンヌさんたちの演技は本物でこの一貫した流れを作りにくい話でよく人物像を作り上げられてるな、と思います。
あーさのフランツは仕事をしているシーンが出てこないし、外でどんな振る舞いをしているのかよく分からない所もあって。
それでも兄弟のうちの苦言を呈す役割りを果たしながら、兄の婚約者を愛し兄に反発しながらも助けようとする次男を、上手く演じられていたなぁと思いました。
ジェンヌさんたちの演技はとても素敵なのですが、ちゃんと本の中で主人公二人が好きになるきっかけや感情の動きをもっと芝居だのみでは無く、脚本として見せて欲しかったなぁと思うのでした。

〈楽しみ方(?〉〉
個人的には衣装が好きなので、今回は宝塚っぽい可愛いカッコいい衣装が見れて幸せだし、舞台セットもあの階段を使った演出がとても良かったと思います。
階段はハインドリヒたちの屋敷の階段というだけでなく、エリーゼとの語らいのシーンで使われたり、鉄工場もそれを組み合わせた形だったりして、面白い。
咲さんハインドリヒが思い悩むシーンとか、背景の蔦模様のようなところに炎の映像が流れたり(日本語が下手すぎるけどそんな感じ)するのが綺麗で、こういう感情の表し方というか、見せかたが良いな、と。
あとハインドリヒたちの屋敷の窓が大きく、外が見えたりそこから入ってくる、という空間の使い方も好き。
なので割と衣装とセットを色々見たり、天月くんや眞ノ宮くんたち職人たちの小芝居とか、かりあんうきさん夫婦、かのゆりさんあいみさん夫婦のやりとりとかを見るのが楽しいなと思いました。
あといちかとあーさが仲良だったり、そらくんとかせきょが仲良しだったり、の兄弟の中でも接し方が違うのが面白かったりする。
今回も娘役さんのお役が少ないし、皆で歌うシーンが少ないので、これから増えるであろうそういう生徒さんたちが空間を埋めるところを見るのも楽しみかな。


うだうだ書いたけど鉄道の話をどうしても入れたかったんだなーというのは先生の言葉にある通り、小林一三翁のことがあるからなんだけど、鉄道も五人兄弟もやや無理矢理感があるなぁとは思う。無理に異母兄弟の話をアントンにくっつけたり魔女の話を盛り込まなくても面白い話になったのでは?
ここに意外性を持たせたかったのかもしれないけど、繋ぎが微妙なせいで意外性のないまとまりのない話になってしまったのでは無いかな?と思います。
GW中にも一度見に行くのであーさフランツの眉間のしわを楽しみに行こうっと。(そこかい)

 

この後は見た上で気になった歴史的なところを調べたものなので余談です。知らなくてもいいけど知っていると少し違う視点も生まれるかなと思って自分用に残しておきます。

 

〈年代の話〉
ドイツ関税同盟は1834年、1835年の冬に最初の鉄道が開通したということは、劇中は1830年前後と推測。
この頃フランスで七月革命があってドイツでも憲法制定の動きがあったけど上手くいかず1848年に革命が起こる。
そのちょっと手前の話なんだなライラック

日本史専攻なので世界史は詳しくないけど調べるのは好きなので時系列にすると面白いんだろうなということでちょっと記載。

【時系列】
 冒頭シーン:1832年3月22日以降だがそんなに後じゃない(新聞を見ているのでゲーテ没後すぐと分かる)
 エリーゼとの出会い:1832年4月
 アントンとの出会い:1832年夏ごろ?
 ヨーゼフの死:1832年12月
 資金調達:1833年1月頃?
 関税同盟成立:1833年3月
 株式会社設立:1833年3月以降 ※同盟以降の描写があるのでこのあたりまでが作中の話
 関税同盟施行:1834年1月
 初めての鉄道開通:1835年12月 ※初めての鉄道開通を彼らがなしえたという想定
だいたい1年間くらいの話と推測。

ハインドリヒとエリーゼは1年くらいで結婚の話にたどり着いている感じですかね。

〈魔女とファウストの話〉
魔女のワードが出てくるけどドイツも魔女狩りが行われていたのは1700年代まででドイツは1775年までは記録されているから、ハインドリヒたちはその時代を知らず、父母や祖父母の時代の話のはず。
あの時代だと既に魔女という存在は薄れていたはずなのに、何故かあの土地ではそれがまだあるんだな。
魔女が今回の話に必要か?というとあれなんですけど、出すならもう少し必要性を上手く欲しかったところ。
『女性が認められず迫害されていた』ことと『職に就くことが難しい』ことを結びつけたかったんだと思うけど……ちょい勿体ないですね。
1600-1700年代の魔女狩りは本当に処刑などもあり(有名なのはジャンヌ・ダルクですね)残酷なものですが、『その土地の者ではない異国人』など弱者が魔女にさせられ制裁されることで不満を逸らすという意味合いもあった。
都合の悪いものを隠したり、そのせいにして責任を逃れたりする。
その対象にしやすかったのが女性であり異国人であり。
狩りまではいかなくとも、何かしらを悪の象徴のように扱うことで平穏を得ようとしたり、他の悪いことから視線をそらそうとしたことは、ハインドリヒたちの生きた時代にもあったんだろうな。
その辺を踏まえると『夢人』の歌の歌詞になるほど、となる。「魔女にされてしまった」的な歌詞があるので。
冒頭の魔女の出てくるシーンはハインドリヒの夢だけどそのきっかけは「ゲーテが亡くなった」ということなので、1832年の3月ということになる。
ゲーテ雪組にはおなじみの詩人であり劇作家ですが(春雷とfff)有名なのは「若きウェルテルの悩み」や「ファウスト」なのでOPのあーさがメフィストなのはこのファウストから来てるんですね。
ただ1832年には一部までしかまでしか発表されていないので、一部の内容をなぞらえるのか、と思いきや冒頭しかその話は出てこないのでこれは単にハインドリヒが『ファウストのように常に向上するもの』であることを示唆するような意味合いで使っているのかな。
ドイツの作家の1人であるグリム兄弟もグリム童話の中で魔女の話を書いているけど、その中の魔女も魔法が使える訳では無い言いがかりも入っているので、ある意味魔女狩りみたいな感じだよね。
信ぴょう性もないけど、悪者=魔女という決め付けで迫害されるというのは「女と言うだけで採用されない」ということにも絡んでくるのかな。
製鉄や鉄道を作るというのもある意味魔術のようなもので、それって錬金術じゃない?愛の錬金術!ストルーエンセ先生!!!ってすぐなってしまう。(早く円盤が見たい)

キリスト教
そういえばフランツはお祈りしているのでカトリックなんですね、あの家。
そういう描写はあまり出てこないものの、クリスマスの劇が出てきてるのは、あれは教会でのクリスマス会のような感じなのかしら。
フランツは十字を切っているのでカトリックと判断したけど正教会だったかは分からない……でも頭→胸→左→右だった気がするんだけどそうじゃなかったら正教会だと思います。

2023年4月 観劇まとめ

2023年度観劇まとめ
◎4月
バレンシアの熱い花/パッション・ダムール・アゲイン!」宝塚歌劇星組全国ツアー@市川文化会館
応天の門/Deep Sea -海神たちのカルナバル-」宝塚歌劇月組東京宝塚劇場
「『UNLIMITED feat. Reo Honda & Jin Aoki』Blu-ray発売記念イベント」@全電通労働会館
カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~ 」宝塚歌劇宙組@宝塚大劇場
「和のエンタメLIVE 花園城」@内幸町ホール
「スターライトオーケストラ コラボカフェ」@池袋
「Lilac(ライラック)の夢路/ジュエル・ド・パリ!!」@宝塚大劇場×3
遙かなる時空の中で3 Ultimate(十六夜記)」@こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
遙かなる時空の中で3 Ultimate(再縁)」@こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ


*せおさんが羽根を背負った、ということで思い立って行ってきました星組全ツ。実は申し込みにことごとく敗れていたのですが、梅芸初日のレポを見てやっぱり行くべきでは?となり、探していたらとても良いタイミングで譲っていただけて本当に幸運でした。せおさんがわさわさと羽根を揺らす姿を見て何だかとても嬉しかったです。せおさんがなこちゃん(役上で)を抱きしめるか葛藤する背中と手の表現に心打たれた……
*月組さんもまたチャンスをつかめず諦めていましたが友達が見つけてくれて、急遽観劇。続編見てみたいなと思うお話で面白かったし、あみちゃんとみちるちゃんがコンビなのが雪組の女としては嬉しかった。
*陣れおイベントはDVD発売イベントですが面白かったー!悪ガキ二人のじゃれあいが面白かったし、最後にサプライズで踊ってくれたのも良かったなあ。陣くんもれおくんも楽しそうで良かった。DVDも楽しそうで可愛いので見たい身内各位居たら貸します。
*どうしても真風さんの退団公演に行きたくて(あと殿堂に行きたくて)初めて雪組以外で遠征をしました……。友会さんが1階の中ほどの席を当ててくれて見やすかったし楽しかったし、寂しさが募ってしまったけど、皆が「キャベツ」言ってるのが分かってよかった!(そこ)しかしこの子気になる!が増えて困るし、もえこさんのガンホルダー姿がたまらなく萌えたので、無理です。ってなりました。(大逆転裁判はその週末が刀剣乱舞なので平日にどうにかねじ込むことを模索中)
*花園城は日舞パフォーマー花園直道さんのイベントで、歌ありお芝居あり日舞ありだったのですが、そこに推し俳優の蒼木くんが出演するということで行ってきました。陣くんの日舞の舞、素敵だったな……。後日の配信で、直道さんと最初から出る予定だったが、一人でやってみてよと言われてソロパフォーマンスも入れてもらったと。本当に上手だったんだよな……。良いものを見た。
*ライラックとジュエパリは感想は別途。ただちょっと期待をしてた方向性とは少し違ったなーという印象。もう少しラブロマンスが強いのかと思っていたので。ホテルプランでムラのSSに初めて入り、色々浴びた。
*遙かなる時空の中で3はこのシリーズの中で一番やりこんだ話で、キャラも声もストーリーもめっちゃ好きなゲームだったので、舞台はずっと気になっていたものの、何となく足を踏み込むきっかけがなかったのですが。まさかの今回フクシくんが出演するということで、再縁も十六夜もどっちも申し込んで当たった!十六夜はさ、ほら、景時があれじゃん……(知らないよ)しかも脚本中島さん(キ上の空論)だからやべーなっておもってたんですけど……。うん。やばいね。ゲームをやりたくなりました。まさかの最前列と3列目で全体像が全然見れなかったのがちょっと残念(笑)


★4月
舞台8(内宝塚6)コンサート0(内宝塚0)イベント系3(内宝塚0)計11
宝塚内訳:花0月1雪3星1宙1

★1~12月合計(2023年年間) 
舞台39(内宝塚23)コンサート4(内宝塚1)イベント系8(内宝塚0)計51

宝塚内訳:花2月1雪15星3宙2
 花組…うたかた2
 月組…応天
 雪組…ストルーエンセ11、ボニクラ、ライラック3
 星組…ディミトリ2、バレンシア
 宙組…IZM、カジロワ

4ヶ月で51ってやばいね…うん……。今年からイベントの中にコラボカフェとかも入れているとはいえ……。まあ2月がヤバかったもんな……。下期調整したいっていいながら8月までの予定入れたら、うん。まあ…ってなったから、今年もダメな気がする(笑)