Can't Help Falling In Love

舞台の感想とかネタバレ含め色々

2021年5月 観劇記録

5月の観劇記録。

★配信(LV、映画込):4回 観劇:5回

 

5月1日 東京宝塚劇場
星組ロミオとジュリエット」B日程
*中止
*前列チケットだったのでとてもさみしい…
 

5月2日 配信
星組ロミオとジュリエット」B日程
*配信で見られるのありがたいけど近くで見たかった…
*こっちゃんのロミオは可愛くて美しくて素敵でした
*そしてやはりあかさんが気になります

5月4日 配信
エリザベートTAKARAZUKA25周年 スペシャル・ガラ・コンサート
*望海さんのトート閣下すごい好きかもしれない
*お顔の入れ墨っぽい模様が地味にツボだった(名前入ってたりw)

5月5日 配信
宙組Hotel Svizra House -ホテル スヴィッツラ ハウス-」
*配信での観劇
*真風さんのスーツ姿が最高すぎて死にかけた
*ずんちゃんと恋人さんとのやり取りが可愛い

5月15日 マチネ 配信
瀬戸かずやディナーショー「Gracias!!」
*配信でも見てよかった!!!!
*ひたすら格好いいし男役としての彼女の仕草や雰囲気が本当素敵
*マスカレードホテルのあきらさんがとても好きです……

5月15日ソワレ 
「ダブル・トラブル」
*ふぉ~ゆ~の福田くんと辰巳くん二人芝居
*全部二人だから、兄弟という役だけでなく福ちゃん男性&たつみ女性というカップルもあり面白くてずっと笑ってた(笑)
*まさかの昨年の「毒毒モンスター」に続いて最前列で、福ちゃんを堪能した…

5月28日ソワレ シブゲキ!
劇団バルスキッチン第14回公演「青春フルスロットル」
*友達の推しくんが出ていて面白そうだったので観劇
*めっちゃ笑った面白かった(笑)
*独りよがりの面白さじゃなくてメリハリあって楽しかった
 

5月29日 、30日 宝塚バウホール
雪組「ほんものの魔法使」
*初めてのバウホール、初めてのあーさの主演舞台の観劇
*初っ端ドセンターで泣きまくってしまった…目があった絶対…←
*そう思わせてくれる視線配りが素敵だなといつも思います…

2021年4月 観劇記録

4月の観劇記録。

★配信(LV、映画込):3回 観劇:4回

 

4月3日 東京宝塚劇場

雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』

*ソワレ貸切公演!初めてきいちゃんのボブVERダスカを見れた!

*縁あって中学時代の友人のご友人と観劇

*2階席でも見やすい

 

4月9日 パシフィコ横浜 国立大ホール

アイドリッシュセブン オーケストラ -Second SYMPHONY-

*アプリゲーム。この作品の音楽が好きなので聞きに行ってきた

*キャラのイメージを楽器に当てはめて映像とともに感情の揺れなど表現されていてとても素敵でした 

*このゲーム本当好きだけど、アイドル好きはえぐられる

 

4月10日 東京宝塚劇場

雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』

*この日のマチネで観劇はラスト!

*あーさの「ほんものの魔法使」のネタをバザール日替わりでしてくださって感謝

*アドリブまとめも次で最後

 

4月11日 ライブビューイング

雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』

*盛大に泣きまくったけど周りの方も皆泣いてた(笑)

*幕前のだいきほが可愛くて仕方なくてそこは皆ほわ~~~ってしてた

*見れた期間は短いけど二人を見れて良かった…

*そして凪様とカリさん、改めて好き…

 

4月24日 IHIステージアラウンド東京

舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-

*初めて生で三日月宗近を見た……最高of最高では?

*そして大千鳥に惚れた

*末満さんの伏線や意味深な展開本当ドキドキする

*長谷部の殺陣がえぐい

*薬研のふとももがやばい

 

4月24日 配信

エリザベート TAKARAZUKA25周年 スペシャル・ガラ・コンサート

*14年花組バージョン

*望海さんのルキーニが見たくて移動しながら見たけど最高

*劇場で見たかったよー

 

 4月29日 配信

イケメンヴァンパイア THE STAGE ~Episode.1~

*やはりメインキャストが好きな人だっただけに変わったのを見たらえぐられた…

*脚本が変わったっぽくてちょっと個人的には内容が弱く感じた

*あと、歌と演技はもう少し全体的に頑張って……

2021年3月 観劇記録

3月の観劇記録。

★配信(LV、映画込):0回 観劇:4回

3月6日 ステージアラウンド

舞台 刀剣乱舞 「天伝 蒼空の兵 - 大坂冬の陣」ソワレ

✶どんどん席が後ろになるwでも真正面で見やすい

加州清光がめちゃくちゃ加州清光ですごい、いちにいかっこいい

 

3月7日 帝国劇場

「Endless SHOCK -Eternal-」

✶ひさしぶりの前列(10列以内)おひとりさまで満喫

✶コウイチはわたしがみてきた13年間でもいい意味で変化したなあ

 

3月16日 東京宝塚劇場

雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』

✶いよいよのこり1ヵ月、誕生日に推しを見れる幸せ…

✶双眼鏡越しでもウィンク見ちゃうと、は?!好き!!!!!ってなるよね

 

3月28日 東京宝塚劇場

 雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』

✶何度見ても歓喜の歌で泣いてしまうしシルクロードは体感10分くらい

✶ゲルハルトが手紙読むシーンが好きです

 

このほか、七海ひろきさんのコラボカフェも行ってきました~楽しかったし美味しかった!

2021年2月 観劇記録

2月の観劇記録。

★配信(LV、映画込):5回 観劇:3回

2月1日 宝塚大劇場

雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』マチネ

✶大劇場で見納め

✶下手も良かった


2月6日 映画館
映画「Endless SHOCK」

✶3000円とか安いと思うクオリティ

✶マツが可愛く見えてきた

2月8日 配信
雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』
大劇場千秋楽

✶自宅で仕事しつつ号泣

2月13日 映画館
映画「Endless SHOCK」

✶まさかの映画オカワリ

2月21日 映画館(ライブビューイング)
宙組公演『アナスタシア』

✶真風ディミトリが好きすぎる

✶キキちゃんアドリブ最高


2月21日 配信

「ミステリーマーダーシアター」

✶七海さんは七海さんだった←

✶陣くんもまぁ陣くんだった(笑)

2月24日 帝国劇場
「Endless SHOCK -eternal」

✶コウイチ出てきてすぐ泣く

✶夜の海が最高に好き


2月27日  東京宝塚劇場

雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』

✶思いがけず見れた貴重な1回

✶キラキラを浴びて生き返った



今月も楽しかった!

SHOCKと宝塚しかないな!(笑)


2021年1月 観劇記録

2021年1月観劇記録を備忘録として残します。
感想とかではなく何を見に行ったかのメモ用。
1月は宝塚めっちゃ見たなあ……嬉しい。

★配信:3回観劇:7回

1月2日 配信
KinKi Kids O正月コンサート

✶最後これかい!!!!ww

1月9日 東京宝塚劇場
宙組公演「アナスタシア」ソワレ

✶ブランケットもいただいた

✶ディミトリ最高、かっこいい

1月15日 紀伊國屋サザンシアター
「野暮兄弟と小狐ちゃん」ソワレ

✶MADEがなくなって1年後

✶3人揃った最後の舞台

1月17日 国際フォーラム
花組公演「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」ソワレ

✶急遽お誘いいただいた

✶あきらさんのクッキー素敵

1月23日 配信
アイドリッシュセブン5周年記念イベント

✶みんなかわいい

✶ŹOOĻのライブいきたーい

1月24日 配信
アイドリッシュセブン5周年記念イベント

1月24日 アラウンド
舞台 刀剣乱舞 「天伝 蒼空の兵 - 大坂冬の陣」ソワレ

✶やはり刀ステは刀ステである

✶夏の陣怖い

1月29日 宝塚大劇場
雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』マチネ

✶ついにきた大劇場!!!

✶初めての劇場に感動

1月30日 宝塚大劇場
雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』マチネ

✶好きしかない

✶防振があるからどこでも見やすい


1月31日 宝塚大劇場
雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』ソワレ

✶凪様の「愛してんで」

✶無事死んだ


雪組「fff―フォルティッシッシモ―/シルクロード~盗賊と宝石~」全体感想②

昨日の続きで今回は「fff」の内容についてもう少し。
今回もネタバレですが、主要な登場人物とか存在とか概念的なものを自分なりに言語化
 
 
*小さな炎
ルイがブロイニング家にお世話になることになり、本を貰った時に灯った小さな炎。
(余談ですが、それをゲルハルトが『ほら、あれだよ』という感じに指さしていくのがとても好き)
そのあと、革命が起きゆっくりと炎が青年になったルイの周りを明るく照らしていく。
ここは暗かったルイの人生に”光が見えてきた”という感じかなと思います。
オレンジ色のひらひらとした布をまとい、時にやさしく、時に激しくルイの周りにいる炎。
あれが彼の気力というか魂の力の表現だったのだなと思う。
音楽で悩み、対人関係に悩み、辛い時には光はあまり当たらない。
そして絶望の時にはついにその光は闇に囲われるようにして、消えてしまう。
(この闇の存在は序盤から謎の女とともにいて、彼女が厳しい言葉で真実を突き付けるときにもいたりする)
演じていたのは、退団が決まっている笙乃さん。
軽やかで美しい舞でした。
 
*オーケストラ
オープニングでオケピにいる人たちでルイの音楽のエネルギッシュさとか、音をビジュアル化したときの感じなのかな。
炎と同じくオレンジっぽい衣装で、明るく楽しそうな雰囲気。
途中音楽は民衆のものか、貴族のものかで対立するときは民衆側のイメージとして出てくる。
歌い続けろとルイが自分を鼓舞するときにも出てきたりしてたかな
彼らは実在の登場人物というよりも”音楽”なのかな。
 
*大天使と音楽家 
自分たちが天国に行きたいからルイに音楽をやめさせようとする(耳に詰め物をしてしまう)すでに亡くなった音楽家たち、という図式がちょっと怖いなと思うのだけど。
もともと史実でもベートーヴェンの難聴の理由は明らかにはなっていなくて、鉛中毒とか骨の肥大による圧迫とかまあいろんなのが出てくるので、今回のルイはそういうこと、なんでしょう。
最終的には大天使も認めた音楽を世に残したルイはおそらく天国に行ったのだろうと思うのですが、果たして天使やモーツァルトたちは必要か?という気もする。
けれどお話し的に彼らがいないとずっとシリアスなシーンが続き、場面も暗くなっていくので、コミカルな3人の音楽家や、意外とお茶目な大天使様たちはキャラクターとしては必要なのでしょう。
貴族のため、神のためでもない、生きている人間のための音楽を作ったルイの物語は、人間って素晴らしい!みたいなことを謳っているお話だとも思うので、対立する貴族・神の存在を表現していたのだと思います。
(しかし、この音楽家たち可愛いのよね、自分たちの肖像画のところに立ってみたり、石像に成りすましたり、ベンチ持ってきて座ったり……目が足りん)
 
*王や貴族
上で書いた通り、神や貴族ではない人間のための音楽を作る、という対比としての”権力の象徴”ですね。
ルイにとっては忌むべきものなので、彼は不遜な態度を取り続けるのですが、ゲーテはそうすることは自分のすべきことではない、とわかっていてきちんとそのあたりの礼は守ってるんだよね。
貴族のための音楽も神のための音楽も別に悪いものじゃないと思うのだけれど、あの中では「みんなが楽しむもの」として人間のための音楽を作ることを、是としている感じですね。
しかしせっかくパトロンになってくれた人も邪険にするなんてそこベートーヴェンが悪いのでは…って思ってしまったよね…(綾さん素敵だったから余計に)
 
*ナポレオン
ゲルハルトが故郷に残した親友であるならば、ナポレオンは魂の友というべきか。
実際にあったことはないけれど、逢ったとしたらきっと気が合っただろう、という描写があの寒いロシアのシーンだと思うんだけれど。
こんな風に時を過ごしたかもしれない、という運命の女が見せた幻のようなもの、だと思う。
人間のために先を見据えて戦っていたナポレオン、人には理解できない孤高の存在、というのはベートーヴェンと近しいものがあったのだろうと思う。
ゲーテも冒頭で二人を紹介する側にいて、二人とそれぞれ会話をするのは、それを感じていたからでしょう。
ロシアのところの「すごいな!」って音楽と隊列の話をしているナポレオンはなんだか普通の人のように感じた。(いい意味でね。怖い人だけじゃないんだなって感じ)
 
大人だ―――――――ってのが印象。
もちろん史実としても年上なのですが。喋り方やルイを宥める様子が大人でした。凪様格好いい……。
ゲーテは上にも書いたけど、客観的にベートーヴェンナポレオンを見た人だった感じですね。
「それが本当にあなたが言いたいことか」というような問いかけや、「真実を伝えたくなる人だ」とナポレオンに語り掛けたりと、諭すような感じでありながら、強制的ではなく、真実を告げてくれている(寄り添ってくれている)感じがしました。
それは演じている凪様の優しい感じと似ているような気がします。
二人を見守るお兄さんの様な、そんな感じもしました。
 
*好きになった女性
ロールヘンは実際ブロイニング家の長女で、ルイとほぼ同じ年でありながらピアノを教わっていたのでこのあたりは史実通りですね。
実際の名前はエレオノーレだし、ゲルハルトとの間に二人の息子がいたはずなので、上記以外のところは創作ですね。(ロールヘンの死についてはおそらく幻想と考えています)
ジュリエッタは月光を送った相手として有名ですが、その時にはすでにベートーヴェンは40歳近かったはずです。
なのでそう思うとあの時のゲルハルトは40過ぎている…。
いやでも、ロールヘンが妊婦ってことを考えるとそのあたりの「歴史」はさておき、の物語ですねやっぱり。
どちらにもルイは「振られてしまう」わけですが、その失恋も彼の心に闇を深くします。だからこそ、強い音楽が生まれたのかもしれないけど、ちょっと切ない。
10歳くらいで親元とは疎遠になりブロイニング家にお世話になっていたルイなので、優しい女性や認めてくれる女性にあこがれたんだろうなと思います
 
*故郷の親友
ゲルハルト。医者だけど白衣じゃなかった残念……。(そこ)
ちなみにルイより5歳年上です。なので後年のゲルハルトはめちゃくちゃ落ち着いてて大人の男って感じ。
この人はルイとベートーヴェンを呼ぶ大事な友達で、史実としてもそれに感謝する手紙がベートーヴェンから送られたりしているので、そこは強調したい部分だったのだなと思います。
自分を救ってくれて(衣食住的にはブロイニング家が救ってくれたのだが、心情として)背中を押してくれて、親身になってくれたのは、音が聞こえなくなり孤独を感じていたルイにとっては救いだったのだろうなと。
戻って来いという手紙にもやや反抗的ではあったけれど、本当は嬉しかっただろうな……と勝手に思っています。
最後しんどくなったときに帰ろう、と思ったのは彼のいる故郷だったし。
ロールヘンの手紙を最後に、ゲルハルトが読んでくれるシーンがあるけれど、あそこの語りがすごくいいなと思っています。
あの光の中で、ルイと共に過ごしていた時代のイメージだろう、若かりしゲルハルト(そして途中からロールヘンも)が、最後にルイに語り掛けるのが、彼にとっての”人生の中で出会った喜び”の象徴みたいな感じで。
あと、ブロイニング家でピアノを教えているシーンで、「Fが三つだから、フォルティッシッシモ!」とゲルハルトが言うのですが、その時に「変なの」と憎まれ口をたたくルイに、『そんなこと言うなよ』って言っている学生のゲルハルトがめちゃくちゃかわいいから見てほしい。それにちょっと笑ってるルイもかわいいから、心許してるんだなってのがわかる。
 
*運命という名の謎の女
この物語のキーですね。この世のすべての苦しみと悲しみを集めたもの、でありながら、ルイに寄り添い支える女。
辛い時に現れルイに辛い言葉を投げかけて追い込む”疫病神”に見えるけれど、黒い服でいた彼女が明るいピンク色のドレスに着替えるのは、あの時からルイは彼女を”自分とともにある者”だと認めてきているからだと思うんだよな。
だから、明るい色に着替えているのかなって。
ナポレオンの描写の後は、はだしでボロボロの黒というかグレーの様なワンピースになり、整えていた髪もボサボサになっている。
それはルイの心情も弱って、ボロボロだったからだろうと思う。
ナポレオンとの会話やロールヘンの死はおそらくルイの願望であり、謎の女が見せた幻想であり、一つの”あったかもしれない未来(もしくは過去)”だったのだと思う。
そこから解き放たれて、自分自身を受け入れて、悲しい時にも辛い時にもそばにいた女を抱きしめたときに、音楽は完成する。
悲しみは喜びに代わり、黒→ピンク→グレー→ときて、白の美しいドレスに変化する。
わたしは雪組にスコーンと落ちたのは、壬生義士伝からだし、だいきほをずっと追っているわけでもないのだけれど。
もっと高みへ、と進んできた特に音楽に秀でた望海さんをずっと陰で支え、そして時には先導するような強さを持つきほちゃんがいる、という関係が今回のベートーヴェンと運命という名の女の二人に重なって、これは彼女たちのための話だなあと思ったのでした。
個人的に黒のドレスの時の、レースのワンピースに見せかけて中はパンツルックだったのが好きでした。
 
 
お話し的には①に書いたんですけど、もう少し補足。
 
ボンに帰ろう、と雪の中出かけていくルイ、そこからロールヘンが死ぬ描写も恐らくは夢というか幻なのかなという気がしますね。
第九を作るのは当然ながら死ぬ前なのですが、ロールヘンの死・ロシアでのナポレオンとの会話・運命との出会いのあたりは、死中をさまよった感じの幻想なのかなと。
さすがに初恋の人を無下に殺さないだろうなっていう勝手な希望です)
この辺りは史実と少し織り交ぜながら、よりドラマチックに、そして音楽を作る(=舞台を作る)ことに命を懸けた人の一つの物語の最後としての演出かなと感じました。
歓喜の歌を『どう音にしたらいいだろう』と悩みながらピアノを弾くルイのシーンから、どうしても泣けてしまってぶわっと感情が高まるのを感じました。
生きている、という感じがするのかな。
舞台を見ている、生でその音を、声を、熱を感じている、という実感が湧くからなのかもしれない。
静かに終わるのではなく、「人生は楽しかった!」と喜びに満ち溢れる感じで終わるのが、音楽って素敵なだと思わせてくれる気がして。
もっと!と望海さんが望むと、大きな声がさらに大きくなり、びりびりと空気を震わせるくらいの力強さで。それが本当に素敵でした。
そして、「喜び歌え!あなたと!」とベートーヴェン……望海さんのほうを全員が向いて腕を差し伸べてキラキラの笑顔で歌っているのが、溜まらなくぐっとくるのでした。
観劇出来て幸せでした。
 
 
次はレビューの方を更新します。たぶん。

雪組「fff―フォルティッシッシモ―/シルクロード~盗賊と宝石~」全体感想①

初めての大劇場に行ってきました。いつか行ってみたいと思っていたあの場所で、大好きな組を見れる幸せはなんとも言葉では表せられないものでした。
以下は、自分なりの見た感想というか、大枠はこんな感じで受け取ったよ、というネタバレ全開の感想です。


雪組大劇場公演
「fff―フォルティッシッシモ―/シルクロード~盗賊と宝石~」
観劇日:1/29-2/1

●fff-フォルティッシッシモ-
やや難解で"感覚的"なお話。
そこまで解説が必要とも個人的には感じなかったけど、そういう「考えるな感じろ」みたいな歌劇以外の作品を見ていると比較的入りやすいのかもしれない、とふと思った。あとずっと歌が溢れていて、心情が音やダンスや光や闇で表される感じが、ミュージカルに近い感じもしたので、ちょっと独特なのかもしれないなと思います。
時間軸も少しバラバラします。現在と過去、そして幻影(夢)世界と行ったり来たりするので、衣装や話している相手などを見ながらある程度察する感じですかね。
好き嫌いはあるかもしれないけど、わたしはわりと好きでした。fff。
運命を受けいれ、自分の運命を愛したルードヴィッヒが最後に歌ったのは「忘れないで」というメッセージで、最後のシーンのなんとも言えない雪組生の熱を感じて泣いてしまいました。寂しさでも嬉しさでもなくて、なんですかね、込み上げてくる何か、がありました。
あくまでも役なんだけど、演じる人たちの内面が見えるような感じもしました。望海さんの優しさと繊細さ、希帆ちゃんの強さと美しさ、みたいなものがすごく現れていたような気がします。
あーさのゲルハルトはルイを本当に小さい頃から見守っていて味方でいてくれたんだろうな、ってことが視線の一つ一つで分かるんですよね。声のトーンが学生~結婚後の十数年で演じ分けていて、そこにもルイに対する愛情を感じて、あーさの優しさを感じました。
ここが好きポイントは沢山あるんだけど、そこは次回。
全体としては天国行きか地獄行きかみたいなあたりはウヤムヤにはなってしまっているんだけど、ベートーヴェンという天才の持つ世界観(それこそ天国と地獄のような美しさと激しさの両面を持つような音楽性)を感じたので、細かいところは気にしないでいい話かなと思ってます。
歌に定評のあるトップコンビの最後が、音楽の美しさと難しさ、もっと高みへと先へ進む強さ、自分で切り開こうとする力、そして運命のような出会いを描くのは個人的には良かったと思います。


シルクロード
レビューアラベスクと銘打った2幕。
わたしはかなり好きですね!!!
耳に残る異国の香りのするメロディと、望海さん希帆ちゃんの美しい歌声、雪組のパッションがとても心地よかった。
今回は菅野よう子さんの作曲したものもあり、ファンタジーで幻想的な音、かつ耳に残るメロディは新鮮で良かったです。
ストーリーとしては、凪様演じる商人が語り部のような形で、人々の欲をかきたてる青い宝石を手にこの宝石が旅してきた時間を見せてくれる、という感じですかね。
最後にその宝石は望海さんの手の青い薔薇へと変わり咲ちゃんへと受け継がれていく。それがとても美しく、そして同時に切なく寂しさを感じました。
この青い宝石である希帆ちゃんは姿を変え人々の視線を集めみんなを虜にしていく。商人の手でバザールへ、それが盗賊へ、王へ、と渡る。傍にいる約束として受け継がれた時もあれば、それを奪い手に入れようと争いが生まれもした。やがて大きな戦争になり、宝石は失意に昏れる。そこに盗賊が現れ、奪うのはこれが最後だと安寧の地で2人穏やかに過ごす。
そしてまた商人が宝石を手に現れる。まだ宝石の旅はつづくのだ。時を超え、それに触れる者は変わろうとも光は…...その本質は変わらない。
みたいな感じで、勝手に説明をつけてみましたが、宝石の辿った運命を見せているので中国的なシーンもあれば、インドのマハラジャ的な感じもあり、神々の国もあり、色々な演出を見ることが出来てとても楽しかったですね。
望海さんのかっこいい所もコミカルな演技が似合うところも、優しいところも、色んな姿が見れるなーと思います。
宝石の煌めきは希帆ちゃんの美しさと歌声で表されていて、流石雪組の歌姫に相応しいショーでした。青や黒、赤のシーンごとに違うドレスは繊細かつ大胆で気高く美しい宝石のようで、とてもお似合いでした。
個人的には凪様の商人がとてもツボで、青の宝石と対比させるようなワイン色の衣装やヘアウィッグも素敵でビジュアル的に最高でした。顔をハットで少し隠しているのがまた堪らない!燕尾前最後のソロパートでは曲の最後が「じゃ、あ、ね」でハットのつばをついっとなぞるのが本当格好よくて、憎い演出でした。泣くじゃんそんなの。
全体的に望海さん&凪様、望海さん&咲ちゃんが多いですが、あーさが1人で途中から望海さん出てくる独壇場のようなシーンがあります。千夜一夜物語のところ。ここのあーさがめっちゃ暴君なんだけど、似合うので次は悪役もいいなぁ……
こちらも細い好きポイントはまた週末くらいに。
宝石や美しいものは争いの火種になるほど惑わすものだけれど、それを追い求めるのはやめられないみたいな強い憧れみたいなものも感じるし、それだけの力を秘めただいきほコンビを始めとした雪組生の魅力を表現されているような。
どんな姿でもどんな時でも彼女達の本質の輝きはきっと変わらない、そんな感じかなと思ってます。
シルクロード、というのも道は続いていくという感じがして、雪組はこれからの道を歩んでいくんだなという決意のような意味合いもあったのではないかなと思います。
本当見応えあるレビューでした!


これでようやくステージドアとかナウオンとか見れるかな。本編としてはネタバレをしないように見に行ったので。自分の感じたものを信じたいので、合ってる合ってないは置いといて造り手の思いも改めて知りたいしね。そしてそれを踏まえて東京公演も見れるといいなぁと思っています。(当たりますように)