ヴィクトー:日向大輔/テオ:蜂谷匠平/ラザール:松嶋創
アンサンブル:岩崎悠雅/古笹原大和/鈴木政宗/中土井俊允/山下晃季
2020年9月27日ソワレ「Endless SHOCK -Eternal- 」
「Endless SHOCK -Eternal-」
日時:2020年9月15日~10月12日(全31公演)
場所:梅田芸術劇場メインホール
出演:堂本光一 上田竜也 他
Endless SHOCK -Eternal- | イベント | 関西テレビ放送 カンテレ
陸奥守吉行と龍馬に会いに行く旅
今年に入ってから刀ステ維伝の話をして土佐に行きたいという話を
自粛期間で体力が落ちているので無茶せず無理せずの旅へ、
駅にはロッカーもあるので、宿泊の為の荷物はここに入れました。
(ちなみにおっちゃん、待ってるから買ってきな~と待っててくれた)
10:50 高知県立坂本龍馬記念館
桂浜までバスでいくつもりでしたが、運転手のおっちゃんが、ここで降りて先に見て下ったほうが楽だよと教えてくれたのでその通りに。
大体3~40分ですかね。結構な山道なので、レンタカーじゃなくて良かったなって思いました。(自信がない)
シェイクハンズ出来ないけど、龍馬さんのメッセージが。
勝手に脳内で岡田達也さんで再生される……
池田屋の再現の畳の部屋があったので、ちょっと遊んだりしました。刀ないけど陸奥守吉行を取るふりとかして友達に写真撮ってもらったりとか(笑)
屋上まで上がれますが誰もいなかったです。映ってるのはわたし(笑)
海が見えます。もっと晴れてたら綺麗だったんでしょうが、ちょっと暗めでしたね。
館内にいたでかい龍馬さん。
12:20 桂浜へ
記念館から下って更に山中を降りていくと桂浜です。確かにこれを上がってくるのは疲れるので、記念館⇒桂浜がいいなって思いました。
何となく世界は広いぜよ!
12:30 イカ焼き食べる
龍馬さんの像、思ったよりもでっかい。全部入らない。
そこから浜に降りて砂浜を歩こうとおもったけど砂が入りそうだったのでやめておきました。子供は元気に遊んでたけど。
13:00 龍王宮(海津見神社)
よく桂浜の写真の右奥に写っている神社。
橋を渡って階段を上がっていきます。
ここに御朱印置いてあるらしかったんだけど欠品してたので残念ながら頂くことが出来ず。次来たら頂きたい。
柵があるけど断崖なのでちょっと怖い。あと風が強いので注意が必要ですね。帽子飛ばされそうだった。
13:30 MY遊バスにて移動
そもそもこのMY遊バス、1日使えるんだけど券には「桂浜~
バスの停留所でウロウロしていたら、
あ、暑かったのでアイスクリン食べました。なんかおばあちゃんちで食べたアイスみたいな味。(どんな)
お兄さんたち二人が先に買って食べていたのですが、一人が二口目で落としてたので、写真を撮るのを諦めて食べるのに専念(笑)
肥前くんにはりまや橋に来いって言われていたので行ってきました。
ここはよさこい節の歌で有名な場所です。維伝でも龍馬と陸奥守が歌っていた、よさこいよさいこい、なあれです。残念な名所と言われていたけど、綺麗だったし思ったよりもちゃんとしていたwので、見れてよかった。
ちなみに、空港から高知駅に向かうバスからも見れました。
そのあとは商店街をぶらぶらしました。クリームソーダのお店が最近できたらしく、暑かったし可愛かったので行ってみた。色が綺麗で名前も可愛い。わたしは新作の高知産のゆずを使った”女郎花色のクリームソーダ”。
商店街は懐かしい感じのアーケード。古い店もあれば新しい店もあり、アクセサリーのレンタルボックスの店を見つけて、買い物したりしました。良き買い物をしたぞ!
大丸の斜め前?くらいに高知の名産とか売っているアンテナショップ的なものもありました。アイスとかアクセサリーとか、カレーとか売ってたよ。
商店街の中にこういうのがあった。そういえばその地にはいかなかった…。これは次回にでも。
16:50 ひろめ市場~
ぶらぶらしてたら着いたのでお腹すいたしもうご飯食べようぜ!と混む前に食べて移動する計画を実行。とりあえずビール!とカツオのたたき。あ、ビール写ってない(笑)
クジラベーコンと、クジラ煮?的なものも食べた。
【文久土佐から令和土佐へ】維伝も見たことだし吉行も展示されてることだし土佐に行きました【その3】swordtrip.wordpress.com
実はこちらのブログを参考にさせて頂いてこの旅をしたのですが、ここでも紹介されていた塩タタキが食べたかったのでその付近で。
日本酒も飲んで、うつぼの唐揚げも食べたよー。(つ/い/す/て好きな人はぜひ?)小一時間ご飯食べて混んできたので移動し、2軒目でもタタキと諸々食べる。ここでも日本酒。
ぶらぶら酔い覚ましに(と言っても飲んでいたのはわたしだけである)駅まで歩いて帰り、荷物を引き取ってホテルへ。とりあえずお風呂入ってから部屋でちょっとアイス食べたり翌日の予定を立てたりして解散。(泊まる部屋は別です)
そして部屋を満喫しようと思っていたのに、あっという間に爆睡。
2日目
8:00 集合~日曜市
高知駅から歩いて15分くらい?
主幹道路から高知城へ向かう道路にずらっとお店が。
車で来れる距離とかだったら買って帰りたかったなーーー
朝ごはんに地元で有名らしいパン屋さんのたまごサンドや、ピザパイみたいなの食べました。美味しい。(お腹減ってて写真撮るの忘れたよ!)
敵陣に乗り込むぞ!!!!
階段辛いマジ……高知城城内、天守閣まで上がるなら荷物は最小限、足腰に自信がある時にしよう、マジで。とりあえずこの城までたどり着くのに苦労した。(そして中も急な古い階段なので、超大変)
あれを攻略していくむっちゃんたちは元気だね、という会話をしました。おそらく、南海先生は「後からいくよ」とゆったり登ってきたんだろうなあ。
着いた頃には汗だく。
天守閣は欄干とかを修繕しているそうで来年の2月くらいには元の姿に戻るそうです。なので今回は残念ながら覆われている状態。
城に入るのには入場券がいりますが、その際に登城証明書と城カードが買えたので記念に買いました。↑の写真の左側に写ってるやつね。
城を出て下っていく時に、知らぬおじさんに声掛けられて、近くに生えてた謎の木の実を食べさせられたそういえば。イヌビワっていう無花果みたいな味のする実でした。美味しかったけど、半分くらい土佐弁が分からなかったwごめんね、おじさん。
城を出てすぐ目の前にある高知県立高知城歴史博物館へ。めっちゃ涼しい(そこ)高知の歴史を知ることが出来ます。
常設の方で南海太郎朝尊の刀本と刀があります。折角なら訳されたものも見たかったなあと思いました。達筆すぎて読めないし!(笑)きっとマニアックなことがたくさん書いてあったんだろうなあという偏見。
博物館の中に喫茶店があったのでそこで朝のおやつ。ケーキ美味しい。
11:00 龍馬の生まれたまち記念館
これは歩けるんじゃない?と高知城からひたすら歩いていきましたが、暑かったのでちょっとへばりました。途中で「坂本龍馬生誕地」の記念碑と説明書きのボードなどが置かれていました。
入り口にも龍馬さんがいる。
中の龍馬さんのお部屋。ちょっとこれも大きい。けど隣に座って写真が撮れます。前のテーブルにはパンフレットとか置いてあって、交流ノートがあったのでちょっと書きました。(そしてそれをまた撮られていたw)
記念館の中自体は割とあっさりというか、あれですが、今回は二階の展示で「陸奥守吉行」(刀鍛冶の方)の刀が展示されていたので見たくて。
ここだけ写真撮れないのが残念……ちなみに、兄の上野守吉国、弟が陸奥守吉行です。その脇差が見れました。
そうそう、中庭で龍馬さんたちと写真が撮れますよー
さすがに戻る時は路面電車に乗って、再び商店街付近で下車しお昼ご飯に向かいます。
13:00 お昼ご飯~買い物
昼からビール。そしてまたカツオのたたき。寿司付き。
龍馬の生まれたまち記念館で買った陸奥守吉行の鍔とむっちゃん。
昼食後は商店街をぶらぶらして駅まで。さんごが名産って知らなくて、やたらとさんごのアクセサリーを売っていたのですが、ピンキリすぎて手が出せなかった……
そういえば駅で高知のフィギュアガチャやったら、一発で龍馬が出たの、神がかっていたな。いまむっちゃんのアクスタの隣に並べています。小っちゃいけど。
そうそう、これも↓土産で買ったのですが、高知が誇る有名人小野大輔さんプロデュースの日本酒。何となく買っておかねばならない気になったので(笑)ちなみに高知の有名人フィギュアには歴史上の人物に混ざって小野さんも入っているのであった…。
あ、あと今更ながらに龍馬パスポートの申請をしてみたり、お土産屋で陸奥守吉行にきゃっきゃしたりしました。そういえばとさてらすで龍馬さんに壁ドンされた風の写真が撮れるやつ、探すの忘れました。これもまた次回。
今回行った博物館とかの冊子と半券とか。缶バッジは龍馬記念館の方で売ってました。ぜよ。
17:00 解散
駅前でお茶してのんびり買い物して、別々のルートでそれぞれの帰路へ。
あれもこれも、というのは中々体力的にも厳しかったので、龍馬に会いに行く、をテーマにしつつ、実は「カツオのたたきを食べる」がメインだった旅でした(笑)
数年前に倉敷に一緒に行った友達なのですが、その時も美味しいもの色々食べたなあとかそんな話をしつつ、のんびりまったり(時々汗だくになりつつ)旅してきました。
次回は植物園とかも良いかもしれないなあ。朝から結構人がいた。
龍馬の街なので、他に見るものというと……にはなるかもしれないけど、また行きたいなあ。
ぼーっと桂浜を歩きたい。
日曜市で野菜買いたい(野菜をスーツケースに詰めて帰るつもりか)
でも京都も福岡も行きたいし、刀を見に行く旅も行きたいなあ。などと思っています。
久しぶりに友達と逢って話が出来たし、こんな状況だからマスクも手放せず手を洗ったり除菌したり、食べつつもマスクをしてから話したり、と大変ではあったのですが。
それはそれで良い思い出なのかなと思いました。
友達といろんな話をしつつ、陸奥守と共に行く旅はまっこと楽しかったぜよ!!!!
おまけ:
空港も早い時間で売店が閉まってしまう感じで、飲食店は2店のみ。
フライトにかかる時間は短いし、帰ってからご飯にすればいいか―と思ってお土産屋さんをぶらぶら。
そしたら出発ロビーの奥の酒コーナーで桂月の試飲をしていまして。
客寄せしてたお兄さんに吸い寄せられるようにして試飲をした結果がこちらです。
いや、飲みやすくて美味しかったんですよね……
買ったのはこちらのお酒です
清酒 桂月 土佐酒造株式会社 | 土佐の田舎の土佐の酒 (日本酒)
桂月は高知県土佐町相川の棚田米を使ったお酒です。
何かお洒落なパッケージ。にごり酒はあんまり好きじゃなかったけど、どろどろしてなくて美味しかった。でもまあ結局買ったのはこの二つでした。
元々旅行に出たらその土地の酒を買う、と決めているので1本は買う予定だったのに、なぜか2本買ってたね。普段はやってないらしいよ。レジのお姉さんが美味しいですよねー!でもあんまり試飲やらないんですよって気さくに話しかけてくれました。
10月の維伝蔵出しが出た時にでも見ながら飲みたいと思います。
対して役にも立たない旅行記でしたが、以上です。お疲れ様でした~
2020年7月25日ソワレ「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』改変 いくさ夜の徒花の記憶」
2月末から舞台も中止が続き、久しぶりの舞台観劇は、現在わたしが絶好調にはまっている刀剣乱舞の舞台でした。
1月に「維伝」で初めて刀剣乱舞の舞台を知ったわたしでしたが、5月にDMMさんでの一挙無料配信、6月末・7月と日テレ+でも一挙放送があり、すっかり舞台版の刀剣乱舞の魅力にはまっています。
「刀剣乱舞」というものは元々細々とゲームはしていたものの、舞台にもミュージカルにもなかなか手を伸ばすチャンスがなく。維伝で推しの俳優(龍馬役の岡田さん)が出演するとなり、見に行ってその世界に引き込まれました。
あの世界のなにが心を打つのか、というのは一言では言い表すのは難しいのですが、一気にはまってしまい気付けば中でも心に残った悲伝と慈伝のDVDを購入してしまいました。(維伝は既に持っています)
さて、そんなことは置いておいて今回の舞台は「科白劇(かはくげき)」という新しいものでした。新型コロナウィルスの影響によりソーシャルディスタンスを守らねばならず、劇場でも対策をしっかりとらなくてはならないし、客席も通常の半分、演出も制限される中で一体どんな舞台になるのだろう、とワクワクしていました。
25日夕方、小雨の降る中品川駅について、品川ステラボール方面へ。品川プリンスの横のアクアパークの中にあります。映画館と同じ入口です。よく考えたら初めてでしたね、この劇場(でいいのか?)に入るの。
入るまでも一定の距離を保つように指示され、スタッフさんは雨の中もレインコートにフェイスガードをしてマスクをして立っていらして、本当に感謝しかありません。
中に入っても足元にテープで線が書かれていて、2列で並んで手をアルコール消毒して、それから靴の裏をアルコール消毒して検温。チケットは紙の人は見せてから自分でちぎって箱に入れます。
グッズはパンフレットのみ。4か所くらいレジがありカードも使えました。ここにもビニールカーテンが付けられていました。ささっと購入して席へ。わたしは唯一とれたのが2階席だったのですぐ横の階段で2階に上がりました。16:50くらいには中に入ったのですが、トイレがらがらだった…。めっちゃ空いてた。
席は1個ずつ開けてあって、テープで座らないように留められていました。席番は見やすいように紙に書かれて再度貼られていました。ちなみに2階に上がった所にもアルコールが設置されていました。安心だね!
このご時世、床に荷物を置きたくないと思うので何かビニールシートの小さいのとか持って行った方が良いかもしれないです。わたしはトートバックで行ったのですが、抱えて見るには邪魔だったので、100円ショップで売ってるビニール製の巾着バック(子供がよくプール行く時に使ってるようなやつ)を持って行って、仕舞いました。
さて、早めに入ったのでぼんやりパンフレットを見たり、先に見た友人にLINEを送りつつ場内を見ているとあっという間に17:30、講談師の方が舞台上の下手の座布団の上にあがります。
科白劇の説明やマスクをしながらの舞台になることを説明してくれ、次第に舞台の世界に入っていきます。基本的にはト書きのような説明を講談師が行いながら、刀剣男子は台詞や殺陣をソーシャルディスタンスを保ちつつ舞台を進めていく形です。
ちなみに、講談師は特殊な「刀装」だそうで(笑)滔々と語りながらも、刀剣男子とも会話を行うのが面白い。
話は慶長熊本。熊本城の特命調査後、他の本丸の報告書を参考に見ていると「同じところもあるが、違うところもある」と皆で読み解いていく話です。
どうやら、今回の舞台で描かれている話は、刀ステの本丸とは違う「別の本丸」の記録のようです。時々本来の刀ステ本丸(以後、本丸表記)の刀剣男子が報告書片手に「ちょっと違うね」と読んでいく描写が入ります。その辺りが1回見ただけでは少し曖昧ですが境目が分かりにくく、これが本丸のことなのか、別の本丸の話なのか一瞬分からなくなります。(それが狙いなのかもしれないですが)
許されたいガラシャ、ガラシャを殺したい忠興、ガラシャを盟主と仰ぎ守る死んだはずのキリシタン大名……刀剣男子と戦うというよりも、ただ守りたかったという印象の今回の戦い。最終的にはガラシャは愛しているからこそ他の誰かではなく忠興に殺されたかったのであり、忠興は愛しているがゆえに自らの手で殺せなかった。そしてガラシャは忠興の刀である『鬼』こと歌仙兼定に斬られることを望み、散っていく。
作中に出てくる「鬼の嫁なら蛇のような女がお似合いでしょう」という会話や、ガラシャを見た庭師を殺した忠興については、一応歴史で残っているものと同じかと思います。細川夫婦については本当に愛し合っていたのか、憎しみあっていたのかはわかりませんが、今回の別本丸の二人はすれ違い互いの願いを叶えられずに死んでいった、という印象です。
そこがまた切ないというか、不器用というか、そういう世だったのかなあとか。
一応この熊本の特命調査は決着がつき、再び本丸。
最後にもう一度報告書を読み解こう、と長義が歌仙を隊長と呼ぶ。(歌仙部隊は第3部隊の模様)歌仙はそれに任務があるからと答えほかのみんなは去っていく。その後、歌仙は主へ「特命調査の話をしてくれって?主が2020年で起きていることを解決しろと言ったんじゃないか。帰ってきたら僕たちの特命調査を聞かせてあげるよ」(ニュアンス)と歌仙は微笑み、去っていく。
この台詞は主にというよりも、見ているお客様の方に言ってくれているのからなあと思います。この状況が落ち着いたら、きっと本当の綺伝が見せてくれるんだろうな、と期待させるような意味深な言葉でしたので、その日を待ちたいと思います。
と、まあ大枠は熊本城特命調査の補足というか、何故姉上と地蔵が呼ぶのか、どうしてあんな風に現れたのかなどが描かれ、その裏にあった細川忠興とガラシャの愛の話、ではあると思うのですが。幾つかの疑問というか、もやもや残る部分が当然ながらあるわけです。
熊本城城下に行った時に本丸の歌仙が出てきてこの時は「僕たちの時と同じだ」と言う。そして読み進め、細川忠興と城下で逢った時(シーン)でも「同じだ」と言う。
しかし忠興が高山右近や獅子王・篭手切江の前に現れた時、獅子王が「ちょっと違うな」と言っている。後いくつかあったのですが、メモ解読したら書き足します。
あと、既にこの世界のキリシタン大名たちは彼らが刀剣男子だという事を知っている。そして彼らは獅子王の連れている鵺と同じような「混ざったもの」という話が2回ほど出てくる。これは最後まで解決はしなくて、維伝の時の「朧」ともまた少し違うようなニュアンスで、かといって時間遡行軍とも異なるようで。本来の綺伝ではその辺りは少し語れらるのだろうか……と謎が残ってしまった。
黒田孝高が何度も「今」を繰り返していることを告げるシーンがある。ただし、それはループ(円環)ではなくなぞっている、という表現だった。同じ線の上を何度もなぞる。何度もなぞることにより、少しずつ線の太さは変わり、前回と「同じ」ではないところが増えていくということなのかな?濃くなる部分もあれば、かすれていく部分もある。そうして蓄積されていく記憶を持って、黒田孝高は何かを考えている、と思う。
あと「濁っている」とも言っていたので、この世界線はifのひとつなんだなぁと言う印象。
別本丸の話の最中に語られる「小烏丸が文久土佐で違和感を感じていたこと」や「黒田官兵衛と山姥切国広が戦ったこと」「へし切長谷部に聞いてみよう」などの言葉から、この別本丸も本丸も同じような歴史をたどっていることが推測されます。
しかし維伝のパンフレットの順番だと、慈伝の後に消された何かがあり、その後に維伝が来ています。おそらくそこが今回やるはずだった本丸の「綺伝」だと思われるので、そうなると、別本丸と本丸の歴史軸は慈伝以降で少し異なるのでは?という憶測が立ちます。本丸は慈伝→綺伝→維伝、別本丸は慈伝→維伝→綺伝(仮)となるのでは?と、浅はかにも考えましたが、そこは大したことではないのかもしれないし、すえみつさんだから大したことあるのかもしれないし(笑)
刀ステ履修しはじめて浅いので皆様の様に世界線について深く語ることは出来ないのですが、奥が深いぜ……となりました。
とりあえず細かなところは千秋楽の配信を見つつまとめようかなぁと思います。キャストについても簡単に。
歌仙さん。刀ステを一気に見たので、一番馴染み深いというか親しみのある人。移動する時のタタタタって感じと、裾を少しつまんでいる所が可愛いなぁって思います。意外と男らしい殺陣も好き。
長義くん。ちょぎ。刀ステ初登場があの慈伝なのであれから成長したなぁ…。とりあえず椅子に座って足組むとこの演出考えた人天才。最高。
地蔵くん。白タイツ。ガラシャ様に翻弄されているのが可愛い。弟にしたい。
古今伝授。太腿…(そこ)みつあみが可愛い。得体がしれない……
獅子王くん。元気で笑顔が可愛くて。とても獅子王でしたね。あと獅子王の小烏丸のマネが面白かった(笑)
にっかりさん。まだ二十歳そこそこだと聞いてびっくり。癖のあるキャラクターですが、ちょっとつかみどころの無い感じが似合っていました。
亀甲さん。放置プレイの人(笑)まだあまり掴めてない…うちの本丸でも育ててないので今度ちゃんと育てます。
篭手切江くん。まだ手に入れていない子なのでどんな子か分からないけれど、すていじに立とうとしてる子だよね。衣装が可愛いなーって思ってみてた(笑)
歴史上の人物たちは今回キリシタン大名ということで「ドン・●●」と呼び合うので、いったい誰が誰なのか良く分からなくなりますが、そこまで影響はなかったです。というか意図的にそうしていのかもしれない。あえて小西とか高山とかの大名の印象付けをしないことが、混ざってるかんじだったのかも。
唯一肝となるのは黒田孝高。彼は前述していますが、これが何度目かのループであり、その度に違う刀剣男子が来て戦うことを知っている。そして別の時間軸の黒田官兵衛の記憶も持っている。本来の綺伝でここが少しは明かされるんですかね…。
そして、キャスト陣の目玉は今回はやはり刀ステ初の女性キャストである細川ガラシャ役、七海ひろきさんでしょうか。実はこの方わたしの友人の贔屓でして、宝塚退団後のご活躍も耳にしたり目にしたりコラボカフェにお邪魔したりと知っているお方でしたので、とんでもなく驚いた、と同時に「今回のガラシャ様男前になりそうだな…」と思っていました。
いやもうだってひろきさんのLINE登録してみてほしいんですけど、この人凄いから。わりと殺しに来るから……毎度男前すぎてしんどい。なのに突然スタイリッシュ体操とかやってくるから良く分からない……。
で。歴史上の人物として知っているガラシャは美しく強く、というイメージでした。己を蛇と例えた逸話からもですしあの明智の家系ですし。ひろきさんのガラシャ様はこれまた強そうでイケメンなガラシャ様になりそうだなと思ってましたが、でも公開されたビジュアルは美しい女性!という感じで(当たり前だけど)強そうというのとは違うのかなぁと思ったら、ある意味想定通りだけど、いやでもあの中で最強じゃね?な強いガラシャ様が後半降臨されてどうしたらいいか分からなくなりました。
いやだって!ずっとあのビジュアルかと思ってたらさ!オスカル様来たよ!!!??
白髪カールロングで蛇革のロングコートにブーツって……もうなんか白いけどあれはオスカル様だった……カテコの時はわたしにはガラシャ様の背中に羽根が見えたよ……
地蔵くんをからかってはくすくすと笑ったりする意地悪な感じと、細川と相対した時の憎しみと愛しさの混じった感情の爆発と、導く立場であれと願っていた強いリーダーとしての顔と……なんか色んなガラシャ様が見れてとても良かったし、七海さんがガラシャ様で良かったなぁと。
旦那との愛は深いのでこのあたりもちゃんと掘り下げて書きたいところ。
とりあえず刀ステはちゃんと対策取られてたし出来ることを見せてくれて、すごいなと思いました。大演練も中止になっちゃったけど、その対応も素晴らしく、これからも推していこうと思います。
2020年1月25日ソワレ「天国の本屋」
「天国」それは誰も経験したことのない世界。
天国には町も、小さな公園も、喫茶店も、本屋さんもあります。
そして、恋だって…。
どこか不思議で、ファンタスティックな物語。
淡い恋心がよみがえるラブストーリー。忘れたくない恋のトキメキ…。
本を読んだ人も読んでない人も、劇場をあとにする時、
心がほっと温かくなるような、ちょっと優しくなれるような…。
そんな素敵なひと時をお約束します。
きっと、忘れかけていた心の中の温かさを思い出すでしょう。
就職活動中のさとしは、ヤマキというおかしな男に”天国の本屋店長代理”にスカウトされ、 一時的に天国に連れて来られてしまったごく普通の大学生。その『 ヘブンズブックサービス』(=天国の本屋)では、 すでにユイという不思議な魅力のある緑色の目をした少女が働いて いるが、さとしに全く馴染もうとしない。ヤマキは、 ユイは心に傷を負いリハビリ中なのだと告げる。
さとしは、とりあえず店長代理という事で働くことにした。すると、「お兄ちゃん、これ読んで!」と、 本屋に遊びに来る子供たち。そう、『ヘブンズブックサービス』 には、本を読んであげるサービスがあったのだ……。
最初は気が乗らないさとしだが、子供たちの純粋さにひかれ、一生懸命要望に応えようとする。そんなさとしの姿に、 ユイも少しずつ心を開き始めた。
そんなある日、ユイの過去を知るときが来て―
2020年1月18日マチネ「阿呆浪士」
/福田悠太(ふぉ~ゆ~)
/南沢奈央 伊藤純奈(乃木坂 46) 宮崎秋人 堺小春 八幡みゆき 新良エツ子
/佐藤誓 おかやまはじめ 松村武
/西海健二郎 おおたけこういち 辻大樹 堀田勝 MAEDA 立川ユカ子 安川里奈 木下桜
/玉川奈々福/竹内都子/小倉久寛
※1/12(日)の東京公演及び、大阪公演については、玉川奈々福に代わり真山隼人(浪曲)・沢村さくら(曲師)が代演。
時は元禄。
とある長屋に住む魚屋の八(はち)は、ある日ひょんな取り違いから赤穂浪士の血判状を手にしてしまう。お調子者の八は、長屋小町のお直の気を引きたい一心で、自分が本物の赤穂浪士だ、と嘘をついてしまう。
一方、大石内蔵助は、風車売りに身をやつし、飄々と暮らしている。大石内蔵助の娘・すずは、いつまでも討ち入りを決行しない父に業を煮やして赤穂から江戸に乗りこんで来る。すずは、お調子者の八を利用し、集まってきたニセモノの赤穂浪士たちと討ち入りを決行しようとするが・・・。
赤穂浪士は赤穂の殿様に忠臣したが、阿呆浪士は阿呆の神様に忠臣する。
武士道でもない、意地でもない。
ノリよく、楽しく、正直に、あっぱれ散った、花の元禄。
乞御期待、『阿呆浪士』。
2020年1月6日~11日 WBB vol.16 「ミクロワールド・シンフォニア」
2020年1月6日~11日 WBB vol.16 「ミクロワールド・シンフォニア」
【脚本】佐野瑞樹
【演出】佐野大樹
【振付】OH-SE(電撃チョモランマ隊)
【出演者】
古謝那伊留(関西ジャニーズJr.)
佐野瑞樹/吉澤 翼/松井遥己/空乃みゆ
OH-SE(電撃チョモランマ隊)/和泉宗兵
佐野大樹/高根正樹 北川雄也
秋山大河(MADE/ジャニーズJr.)
【公演スケジュール】2020年1月6日(月)~1月11日(土)
【劇場】紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA